学校名を知られてないから募集が厳しい
少子化時代には自分の実力以上の学校へ合格する事も珍しくない状況です。そのような状況の場合、有名な学校に出願者は集まり、知名度が低い学校はなかなかイベントも含め人は集まりにくくなるものです。
現実にはかなり長く経営をしている学校でも地元の人以外にはあまり知られてない学校というのもあります。それらはブランディングの失敗によると言えるでしょう。どんな学校も単体の教育活動だけで多くの人に知ってもらうのは難しいわけです。今は地元以外からの志願者も獲得しなくては定員を充足する事は難しいわけですから、「知ってもらう」という事がいかに重要であるかは言うまでもないでしょう。
今からブランディングを行うのは難しいと思われるかもしれませんが、名前を知ってもらうという事だけで言えばとても便利な時代になったと言えます。ソーシャルメディアが手軽に利用できる現在、予算がなくてもアイデア一つで知名度を上げる事も可能であるわけです。以前のように広告を沢山打たなくても人の目にふれる事が出来、読んだ方が拡散したい(=人にも広めたい)と思われるような内容のものであれば、瞬く間に情報は広がっていきます。ただ、ソーシャルメディアは熱しやすく冷めやすいものでもあるという認識で上手に活用していくのが良いでしょう。
少なくとも今までと同じような事をルーチンワークのように繰り返しているだけでは、知名度の不足している学校は終わりを待つだけの状態であると言っても過言ではありません。
広報担当者によっては「うちは知名度が低いから入学生が少ない」と言われる方もいますが、それをそのまま受け止めてしまいますと既に学校には悲しい結末しか待っていない事になります。
知名度が低い、知る人が少ないと認めているのであれば、どうすればその状況を打開できるかを考えなくてはいけません。
今ある素材(カリキュラム、設備、人、他)をもう一度見直し、何が他校と違い優れているのかを再確認する必要があります。それを見つけられれば、あとはどう伝えていくかという方法論になります。
大切なのは「今までと同じ人が同じように考えない事」だと考えています。いつもとは違う方から意見を求めてみると新しい戦略などが見つかるかもしれません。
なお、最後にヒントを少し。
今あるコンテンツでブランディングできそうにない場合には、新たなものを作るという選択肢もあります。どう作るかは是非考えてみて下さい。
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