資料請求数が毎年減少している
少子化時代の現在、多くの学校で資料請求数が減少していてもおかしくありません。入学者数は資料請求数が少ないとその分減少するのが普通ですので、資料請求者が減るというのは学校にとっては死活問題なわけです。
その事もあり、広報担当者は上司から「とにかく資料請求者を増やせ」の指示により効果のない媒体にまで手を出すケースも散見されます。
経験として言わせてもらいますと、どんなに数字上の数が増えたとしても、入学につながりにくい媒体から獲得したものはお金の無駄遣いであると考えています。
ここでは視点を変えて考えてみる事も重要です。昔は資料請求者に資料を送り、学校を詳しく知ってもらうという流れが普通だったわけですが、今は学校のホームページなどで学校の事は資料を読まずともかなり詳しく分かるようになってきました。
それこそ、学校案内を取り寄せてはいないけどホームページは隅々まで読んでいるという方も多いでしょう。その結果興味を持てば学校案内を請求するというパターンも少なからずあるわけです。
今は知りたい情報を入手する方法が昔と比べかなり多様化しています。そのため、対象者層が利用するような場所に学校の情報を分かりやすくおいておくという事がますます重要になってきます。
以前は資料請求者獲得に有用であった進学雑誌の資料請求はがきなどは、今では利用者がかなり減少してきています。それこそWeb経由の資料請求は毎日あってもハガキからの資料請求は月に数える程という所は多いと思います。
また、資料を請求してもらうには「学校を知ってもらう」必要があります。明確なブランディングとまでは行かないまでも、目に触れる事がなければ資料の請求などはそもそもあり得ません。
学校を知ってもらう入口を増やす事で資料請求数の減少を食い止める必要があります。
そして最後にとても重要な事を書いておきます。
多くの学校は資料請求の総数から入学数の歩留りを予想すると思います。そうなるとそれまでの歩留りを維持している限りは確実に入学者は減るしかありません。
となれば、考えるべきは資料請求数が減ってもそれをカバーできるように歩留りを上げる方法を考えるべきなのです。歩留りが上がれば資料請求数、そしてイベント参加者数が減少しても入学者数はある程度確保できるのです。
そのためには何をするべきか?はこのサイトをよく読んで考えてみて下さい。
改善余地のない学校などは一つもありません。
資料請求が減少している場合のヒント
具体的な事が書いていないと途方にくれるかもしれませんのでヒントを書かせて頂きます。
- 資料請求を集める媒体の再検討(追加・見直し含む)
- 学校Webの資料請求フォームの見直し(改善)
- 学校Webサイトの資料請求までの導線の見直し
- 資料請求したくなるような魅力の発信
- 資料請求数減少にも負けない歩留りの改善
- 今までとは違う資料請求経路の開拓
- 資料請求してもらう事でのメリットの提案
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