今からでも募集を改善できる学校の特徴
早くも募集シーズンの7月となりましたが貴校の募集スケジュールは順調に進んでいるでしょうか?今回は私が考える「今からでも募集を改善できる学校の特徴」についていくつかピックアップしてご紹介したいと思います。ここで全てを紹介しきれるわけではありませんが、本記事記載の状況に近い学校であればまだまだ学生(生徒)募集は逆転の可能性があると私は考えています。
学校教職員の募集に対する意識が総じて高いままである
私が常に大前提としている「教職員のやる気」がまだまだ落ちずに高い状態である学校であれば十分に募集を改善する可能性があると考えます。もちろん教職員一人ひとりの考え方に開きがある場合にはなるべく同じ方向をみるようにするための研修などは必要ですが、募集に対してのやる気があるという事は今後取り組む事になるかもしれない新しい施策についても前向きに捉えてくれるため効果も上がりやすくなります。どのような募集改善対策を取るにしてもこの部分がダメであれば基本的には逆転は難しいと考えています。なお、学内で力のある方(教員、事務方それぞれ)が柔軟な考えを持っているならばより一層成功する可能性は高くなるでしょう。
学校の教育やサポートは十分な質であると自信を持っている
根拠のない自信では問題がありますが、卒業生や在学生からの評判も良いくらい学校の土台となる教育やサポートの質が高いものであれば改善の期待が持てます。言い換えれば学校の商品部分とも言うべきこの点が悪い場合にはそこの改革から始める必要があるため時間が余計にかかってしまいますしもう手遅れかもしれません。少子化で学校を選べるようになった現在「人気のある学科」であるだけでは生き残る事は出来ません。その中身が明らかに優れたものである事が求められます。
公式サイトや学校案内には改善余地が多数ある
意外に思うかもしれませんが、コンサルタントとしての私の立場から言えばまさに「公式サイトや学校案内には改善余地が多数ある」方が逆転の可能性があると考えています。この理由を少し説明したいと思います。
現在の貴校サイトや学校案内が非の打ちどころがないくらい見せ方もうまく運用できている場合、多少のテコ入れをした所でその部分への印象はそれほど大きくは変わらない事になります。それこそ問題がない状態で「学生が集まっていない」わけですから悪い意味でお手上げであるという事になります。
その反面、貴校を詳しく知る入口として重要な公式サイトや学校案内に改善余地が多数ある場合にはそこを見直す事で学校の見え方が大きく変わる事になります。競合校とは基本的にほぼ同じ商品を扱っている事になりますがだからこそ見せ方を工夫して違いを感じてもらう必要があるのです。この見せ方が悪ければそのまま募集の結果に関わってきます。そのため、最重要とも言える2大媒体に改善余地が残されているという事は最大のチャンスであるとも言えるのです。
コスト削減可能なスキルを広報担当者が持っている
なんだかんだと言っても広報担当者の資質は学校経営にとって大きな影響力を持っています。広報担当者が悪ければどんなに良い教育やサポートを行っているとしても学生募集が失敗する事になりかねません。そもそも貴校の募集が何年も継続して悪化している場合には広報担当者の変更という事も思い切って検討する必要があるでしょう。特にモチベーションの低い広報担当者は学校をつぶすと言っても過言ではないと思っています(実際に今まで学校をダメにする広報担当者も何人も見てきました)。
その反面、学校に欠かせない広報担当者というものもいます。広報予算を削減できるようなスキルを多数持っている広報担当者であればそれこそ退職しないように大切にするのが良いでしょう。例えば以下のようなスキルを複数持っているならば今の時代はとても有用です(もちろんやる気がある事が前提ではあります)。
- Webサイトの更新ができるスキル(ワードプレス、HTML等)
- ライティングスキル(コピーライティング含む)
- 動画関連スキル
- Web広告スキル
- デザインソフトのスキル(Photoshopやillustrator等)
- カメラのスキル(良い写真の撮影)
- コミュニケーションスキル(クロージング、教職員の折衝能力)
- 情報発見・発信能力(学校のニュースを探す能力)
- その他
これらは一例ですが、これらのスキルを持っている事は今の時代では外注コストを一気に下げる事に繋がります。コストが下がればその余った分で新しい施策を試みる事ができますので派生効果は大きいと言えるでしょう。
どんなに募集の状況が悪化していてもこれを改善する事は不可能ではありません。しかし、学校の状況によってその効果は大きく変わってくるのは間違いありません。さて、貴校は上記の中のいくつに当てはまりますか?
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