高校訪問先の見込みの判断基準例
高校訪問を今から実施予定の学校におきましては、どこを訪問先とするかの選定基準を決める必要があります。こちらにつきましては当方でYouTubeで紹介していますのでこちらをご覧頂ければと思います。
→参考:YouTube「VOL16.高校訪問対象校の選定基準ポイント10」
今回は訪問先を選定したものの、そこに継続して通う意味があるかどうかの判断基準例の一部をご紹介したいと思います。
高校訪問先に見込みがあるかを決める理由
まずこれから書く判断基準に当てはまるとしましても「訪問先」として継続して高校訪問を行うべき学校があります。それは貴校へ入学している学生の母校です。こちらにつきましては訪問した時の大きな話題が既にあるわけですので訪問先選定から外してはいけません(極めて遠い地域の高校は例外です。あくまで通学圏内の高校の事を指します)。
またここで書く内容は私自身の経験から「こういう学校はこれ以上訪問しても効果は出にくい」と判断する基準の一つですのでこれがすべてではありません。粘るのは自由です。
見込みがあるかどうかを早い段階で決める理由は明白です。高校訪問には時間がかかります。さらに訪問するマンパワーも半端なものではありません。そのため、どこでもいいからとにかく訪問する等の行為は特に中小規模校などの人員に限界がある学校には難しい話となってきます。また、高校訪問は継続してこそ意味を持つものですので継続して高校訪問をしても貴校の目的を達成するのは厳しいと思われる場合には思い切って初期の段階で対象から外す事も重要です。
高校訪問先の見込み度の判断基準例
さて、ここからは私が継続して高校訪問を行うべきかを判断する時の基準をいくつかご紹介したいと思います。高校訪問を行うと分かりますが、いろいろな進路担当の先生にあたります。その担当の先生の対応次第で効果があるかどうかはある程度分かるようになります。高校訪問のアポイントを取る際の返事や訪問時の対応がそのポイントになります。以下のような時はあまり訪問しても効果がない可能性があります。
- 高校訪問のアポイントを取ろうとするといろいろと時間が取れない言い訳をしてアポイントを断ってくる。
本当に忙しい時期もありますが、期間や時間に幅を持たせても都合が悪いと言われる場合には「会っても仕方ない」という事を暗に伝えている可能性があります。 - ストレートに貴校には入学する生徒はいないと伝えてくる。
ある意味有難いのがこちらのケースです。進学実績を鑑みて貴校を検討する生徒はほぼいないだろうと正直に伝えてこられる事があります。訪問してもらうのは構わないが来ても意味がない事を伝えてくれるため、素直に受け取って訪問先からは外すと良いでしょう。 - 訪問はできたものの担当の先生が全く話を聞くつもりがない。
本当に稀にですがこういうケースがあります。この例を出しますと「話題の持っていき方の問題では?」と思われるかもしれませんが、もちろん話がうまくかみ合わないケースはあるものの、そうではなく最初から聞くつもりがない先生もいます。私が訪問したある高校では、最初から腕組をしてずーっと天井を見ている先生がいました。本当に最初からなのです。私と目を合わせる気もなく、たまに相槌だけを打つわけです。まさに「早く帰ってくれ」と言わんばかりの対応にて訪問先から外した事があります。専門学校担当の進路指導の先生でしたがさすがに参りました。
これ以外にもいろいろとありますが、話をしている間に「うちの学校には来てほしくないのだろうな」という事を感じる時があります。そういう学校については訪問そのものをとりやめて、他のもっと見込みのあるところに力を入れるのが良いでしょう。
正直言えば、専門学校が訪問するとなると冷たくされるケースもあります。しかし、そういう事にへこたれるくらいであればそもそも高校訪問などはしても仕方ないでしょう。
今回の記事では書いていませんが、アポイントを取りやすくする話題や訪問時に会話が弾む方法などはもちろんあります。ただこれらはクライアント向けのものとして用意していますのでブログでは割愛します。是非貴方なりの話題作りの方法を考えてみてください。
高校訪問を成功させるには「会いたいと感じてもらう目的を用意する事」がとにかく重要です。ただ単に「ご挨拶したい」だけでは先生も忙しいので無理に会いたいとは思わないでしょう。また貴校が訪問される立場だったらどういう話を聞きたいかを考えてみると良いでしょう。そこにも大きなヒントがあるはずです。
◆著書一覧

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
無料でコンサルタントを試せます!(毎月限定)
会員プラン終了後のしつこい営業は一切ありません。
メールコンサルティングの可能性を実感するでしょう。
※コンサルティング契約をご検討中の方のためのプランです。






