高校訪問を意識した時の再チェック項目
学生募集の状況が悪化している学校の内、これまで高校訪問を実施してこなかった学校が高校訪問の開始を検討する事はよくあるものです。募集悪化が継続している中で打開策として高校訪問を検討するわけですが、残念ながら多くの場合、うまくいかないと私は考えています。今回はそんな「今から高校訪問を検討している学校」向けの再チェック項目をご紹介したいと思います。
高校訪問開始の前にチェックするべき項目
下記は高校訪問開始前のチェック項目の「一例」ではありますが、「YES」となる項目が多いほど高校訪問を開始する意味があり、また効果も期待できると思います。なるべく厳しい基準にて判断をして頂きたいと思います。
- 貴校を選ばない大きな理由が存在しないか?
進路決定には「その学校を選ぶ理由」と「その学校を選ばない理由」が大きく関わってくるわけですが、その中に大きな選ばない理由がある場合には致命的であると言えます。分かりやすく言えば、高校訪問の有無に関わらず貴校に入りたくない大きな理由が存在するわけですので、まずはその問題をクリアにする必要があります。 - 競合校と客観的に比較しても貴校は良い学校であると言えるか?
対象者視点で言えばあまりに当たり前の話なのですが、実際にはその視点で自分の学校を客観的に判断している学校はほとんどありません。既にこの時点で募集がうまくいくわけもないのですが、まずは競合校との客観的な比較を行い、大きく差がついていると感じる部分は特にテコ入れを行うべきと言えます。状況が悪いままでの高校訪問は効果があまり期待できません。 - 貴校カテゴリにおける重要要素は間違いなく魅力的であるか?
カテゴリとはここでは学科などの貴校で学べる分野の事を指します。貴校で教えているものに興味がある方にとって、大きな部分ではポイントとなる要素というのが決まってきます。例えば国家試験が絡む学科の場合には、合格率やその対策授業などは重視される部分と言えます。それらの重要な要素が魅力的でないとしたら、高校の先生にとってもそう感じるだけでしょう。 - 徹底的に見せ方にこだわっているか?
高校訪問に行く際にはなるべく学校の状態を良くしている事が大切です。きちんと整った状態であれば、進路の先生に説明する際にも自信を持って話が出来ますし、また先生から生徒への紹介もしやすくなるでしょう。その時に重要なのが「見せ方」です。同一カテゴリの学校はそもそも類似の目標に向かっているわけですが、同じものであってもその見せ方を工夫するだけで相手の受け取り方は大きく変わるものです。それこそ見せ方が悪いだけで募集がうまくいっていない事はとても多いのです。私自身、コンサルタントとして最初にチェックするのはこの見せ方であると言っても過言ではありません。ほんの少しのテコ入れでも大きな効果を生む事があります。残念な事に募集の良くない学校はこの点をとても軽んじているケースが多いと感じています。 - 貴方の家族を入学させても良い学校であるか?
ある意味究極の質問です。学校の教職員であれば自分の学校が良いところであるかどうかは理解しているはずです。もし貴方の家族を貴校に喜んで入学させたいと思うなら問題はありませんが、もし「他校へ行かせたい」と思うのであればそもそも高校訪問を開始するなど無責任な話です。最低でも家族を入学させたいと思うような学校にする事が優先となります。
高校訪問をより意味のあるものにするために
高校の進路の先生は日々多数の学校の担当者と話をしています。忙しい中で時間を取ってもらうわけですので、訪問する学校としてもきちんと準備をする必要があるのは言うまでもありません。中途半端な状態で訪問したとしてもほとんど効果など生まれません。高校訪問での効果を出すためにもある程度は「自分の学校に自信が持てる状態」に先に持っていく事が重要です。
学校に学生が集まっていないという場合には100%何らかの理由があります。その理由を無視していては募集の状況が良くなる事はそうはありません。訪問すれば何とかなる…などという甘い世界でもありません。まずは貴校を見直して少しでも良い状態にしてから高校訪問を検討するようにしましょう。なお、それをしても高校訪問に即効性があると期待するのはやめましょう。効果を実感するまで時間のかかる施策ですので、学校の改善の積み重ねをしつつ、高校の先生との信頼関係をじっくりと築くようにして下さい。
◆著書一覧

学生募集アドバイザーの亀田泰史です。抱負な学校広報経験を元に、コストパフォーマンスの高いメールコンサルティングで貴校の学生・生徒募集広報を加速させます。驚くほどの可能性を見出す事ができるでしょう。世にも珍しい無料体験可能なコンサルタントです。コンサルティング体験ご希望の方は無料会員プランをご覧ください。
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