私のファン化戦略がはまる学校の条件

私が得意とするファン化戦略は今までの所、結果が出なかった事がないくらい成果が期待できるものです。しかし、どのような学校であってもこのファン化戦略がうまくはまるわけではありません。今回は私のファン化戦略に沿って行動を起こした場合に効果が高くなりやすい学校の条件についてご紹介いたします。ここにある条件に数多く当てはまる場合には成功率が高くなるという事になります。

ファン化戦略が効果的になるための学校の条件

  • 中小規模校である
    大きな学校でもやれない事はないのですが、私のファン化戦略は対象者の心を掴むための手法を取るため多少手間のかかる事を行います。難しい事をするわけではないのですが手間は今まで貴校でやってきた事よりもかかるかもしれません。それもあり大規模校よりも中小規模校の方が向いていると言えます。実際にやる内容はどの学校でもできます。
  • 今もまだ多少のイベント参加者が見込める
    私のファン化戦略は多少ともオープンキャンパスなどのイベント参加者がいる事が前提です。毎回1~2名しか参加者がいない…というレベルで参加者が少ない場合には少しやりにくいと思います。コンスタントに5~10名前後の参加者が最低でもいるのであれば私のファン化戦略は実行可能です。元より毎回1~2名の参加者であればもはや募集停止にいつなってもおかしくはありません。私のファン化戦略の中心的考えとしてイベント参加者の出願率を飛躍的に上げるというものがあります。そのため参加者が少なすぎると効果は限定的になってしまいます。
  • やる気のある広報担当と教員が各1人ずつはいる
    募集が厳しい学校の場合、教職員のモチベーションが極めて下がってきます。そのような状態ではさすがにどんな優れた戦略を実行に移したとしても質が悪すぎて結果を出すのは難しくなってきます。そのため最低でも広報担当と(体験などを実際に担当する)教員の各1名ずつにやる気がある人がいる事が望ましいです。この担当者が他の方への影響力が高い方であれば尚更効果が出るようになります。言うまでもなく他の方への影響度が低い場合にはやはり質が大幅に下がってしまいます。
  • 学校の状態に合わせて工夫が出来る学校
    私のファン化戦略で実際にやる戦術は複数あります。「これ一つ」やれば良いわけではなく効果を高めるために複数の戦術を同時に動かします。その相乗効果で「学校のファン」になってもらうわけです。とはいえ、私はメールコンサルティングという形を取っていますので完全にはクライアント校の「今の状態」を把握できない事もあります。そのため、学校の状況によって積極的に私のファン化戦略を工夫できる学校の方が良い結果を生むと考えています。
  • 学校の状況を定期的にきちんと伝えてくれる広報担当者
    メールコンサルティングでは契約に沿って毎週定期巡回を行いますが、これは学校のWebサイトの更新がきちんとされていてこそ意味を持ちます。広報担当者が手を抜き公式サイトの更新をほとんどやらない場合には、情報の更新がないため学校の最新情報の把握が出来なくなってしまいます。それもあり、定期的に学校の状況をきちんと伝えてくれる広報担当者の方が良い結果を生みます。月1でもきちんと情報を共有頂ければ私のアドバイスの質もさらに具体的になります。
  • 多少の広報予算はまだ捻出できる学校
    私のファン化戦略は効果の強さとは比例せずコストがあまりかかりません。それでも「0円」で出来るものではないのと、戦術の一つではイベント参加者の人数が増えるとそれに応じてコストもかかるため、現時点でも広報予算の余裕が多少ともある方がやりやすいです。ただし、一人につき一回で1,000円もかからないと思いますので30人の参加者でも30,000円も見ておけば実施可能です(実際にはもう少し安いです)。あまり意味のないギフト券を配るくらいならこちらに回した方が余程効果的です。
  • ファン化戦略をきちんと理解して実行できる学校
    先ほど学校の状態にあわせて工夫ができる学校は良いという事を書きましたが、時としてファン化戦略の本質を理解せずに好き勝手にやってしまう学校があります。ファン化戦略は何故それをやるのかをきちんと理解していないと全く意味がないものになってしまいます。例としてSNSのフォロワーを増やすためにとにかくフォローをしまくって相互フォローで増やすのと変わりません。これは見た目こそ数は増えても実際の効果はほとんどないわけです。ただの自己満足というわけです。それなら興味を持ってくれる方を一人でも多く増やす方が意味があるのです。ファン化戦略も同様で何のためにやるのかを理解した上で実行しないと効果は出なくなってしまいます。
  • 手を抜かない学校
    ある程度慣れてくると手を抜いてしまう学校があります。これは前述の通り、本来の意味を理解していない学校がやってしまう事です。出願数が増えてきて結果が出てくると慢心してしまい手を抜く学校が出てきます。こういう学校は私との契約が終わった後に一気に元に戻るパターンの学校です。手を抜くようなやり方では「そもそも学生が集まっていなかった学校」には入学してくれません。立場が厳しい学校だからこそ競合校に圧倒的に差をつけるような良い印象を残す必要があるのです。手を抜いた時点でその学校はダメになるでしょう。
  • 教員が協力的である
    広報担当者だけが努力をすれば良いわけではありません。当然ながら教員の全体的な協力が必要になってきます。何かを頼むと文句ばかり言う教員ばかりの学校であればまずうまくいく事はないでしょう。

今回ご紹介した話はファン化戦略で効果を出すための一例でありこれ以外にもいろいろとあります。但し、上記を読んで頂ければ効果が出やすい学校の特徴は理解できるはずです。謙虚に、一途に、手を抜かず、目の前の対象者と関わる。イベントなどでの出会いはそれ1回で終わると考えるのではなく、また来てもらう(リピーターになってもらう)と考えて真剣に取り組めばきっと目に見える結果が出るはずです。

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