2026年はより一層学校によって明暗が分かれる予感

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。2026年最初の記事となります。

募集停止の増加を実感します

私だけの感想ではないと思いますが、昨今、募集停止をする学校が増えた事を強く実感するようになりました。女子大や短大の募集停止が目立ちますが、今後は少子化の進行もあいまって様々な学校が募集停止の危機にさらされる事になると思います。

私立大学などは既に50%以上の学校が定員割れとなっているわけですが(それでも2025年は多少改善)、経営状況の悪化がじわじわと学校の存続に影響を与える事は間違いありません。

学校の生き残りをかけてどこの学校も学校広報に力を入れたい所だと思いますが、大規模校に対して中小規模校が出来る事は限られます。その中でも存続するために思い切った学校改革が一層重要となってくるでしょう。

どんな時代でも意外とシンプルな考え方で募集はうまく行く

学校コンサルタントの私としましては、どれほど学校を取り巻く環境が悪化したとしても難しく考える必要はないと考えています。複雑に考えればうまく行くわけでもありません。私が学生募集を改善する時の考え方は以下がベースになっています。

  • 選ばれる理由を作る事
  • 選ばれない理由を排除(もしくは目立たなく)する事

いかがでしょうか?極めてシンプルだと思います。また、学生を「集める」という思考から「集まる」という思考に変える必要があります。「集める」はテクニック論になってしまいますが、「集まる」は自然と学校に入学生が集まる状況を作り出す事になります。魅力が上がれば貴校に入りたいと思う方も増えるという事です。

また、「選ばれる理由」と「選ばれない理由」の関係において注意すべき点があります。それは大きな「選ばれない理由」は複数の「選ばれる理由」を凌駕するという事なのです。分かりやすい例で言えば学費が競合校よりも明らかに高い場合などがこれに当たります。良い点が多数あったとしても、学費の差を埋めるほどにはならない事が多くあります。なぜなら学校選びの際の第一条件として学費がキーとなる事が多いためです。そもそも同ジャンルの学校であれば学ぶ内容は似ているわけですので、そこに大きな学費の差が生まれるという事は納得できないという方も多いわけです。学費以外にもたった一つの「選ばれない理由」が進学先の候補から貴校をはずす事があります。まずは自分の学校を競合校といろいろなポイントで比較してそのような影響の大きい「選ばれない理由」がないかを確認するようにして下さい。その上で対処できるものであれば、それを目立たないレベルまで改善するアクションを取る事をお勧め致します。

たいていの学校はたいした選ばれる理由を用意していない

厳しい事を書きますとたいていの学校はそれほどの選ばれる理由を用意していません。「そんな事はない!」と思われるかもしれませんが、これは本当にそうなのです。ただ、この言い方では語弊がありますので正しく伝えますと、「せっかくの選ばれる理由を納得できる形で提示していない」という事になります。こういうケースが散見されるには理由があると考えています。それは自分の学校の中だけで見せ方を考えているからそうなってしまうのだと考えています。きちんと競合校が考えた「選ばれる理由」との比較の上で貴校の「選ばれる理由」を考えなくてはいけません。ほんの少し手間をかけて見直すだけでぐんと貴校の魅力は伝わるようになります。

実際のところ、私のサポートではこの点にかなり力を入れています。それほどの予算をかけなくても出来る事でもあります。オーバーに伝えるのはもちろんNGですが、ほとんどの学校は魅力を100%は伝えきれていません。50%も伝えきれていない学校がほとんどです。この点を見直すだけでも貴校の募集は変わってくるでしょう。

加えて今後は広報職員一人ひとりのクロージングテクニックの向上が重要となるでしょう。同じ事を伝えるにしましてもアプローチの違いで相手に伝わる印象は変わります。ただの「説明」ではなく「伝わる説明」がキーとなるでしょう。

◆著書一覧

崖っぷち専門学校の超逆転マニュアル
学生募集に悩む中小規模校のための今から始めるブランディング読本
学生募集の流れを変える「私の思考法」
学校広報のためのランサーズ活用法

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