資料請求数を増やす具体的なヒントをご紹介
先日、「資料請求を増やすだけなら難しくはない」という記事を書きましたが、今回はもう少し具体的なアクションがイメージできるヒントを書かせて頂きます。実際に私が資料請求数増加施策を考える時の思考法でもあります。この手法で考えた施策にて想像以上の結果を出しています。
流れのない導線設置は意味がない
最初に書いておきますが、短絡的な施策で資料請求数を増やそうという考えは今すぐに捨てた方が良いでしょう。例えばトップページにアクセスしてすぐに「資料請求はこちら!」などのように資料請求フォームにアクセスさせようとする施策です。おそらくこの導線は一般的であるため何が悪いのか分からない方も多いでしょう。実際のところ、ダメと言うのではなく効果が上がりにくいという事をお伝えしたいのです。
この事例を一般的な商品で考えてみましょう。例えば八百屋さんに行ったところいきなり店主から「この大根買ってくれ」と言われたら買うでしょうか?普通は買わないと思います。何故ならまだその大根を吟味していないため買うほどの納得もしていないからです。何をお伝えしたいかと言えばリアルでも、Web上でも特定の行動を取ってもらうためにはそれなりの納得をしてもらう必要があるという事です。そのため、いきなり「資料請求はこちら」とアピールしてもそこに向かう方は少ないのです。
資料請求を増やす重要なポイント
それでは資料請求を増やす際に意識するべき事には何があるでしょうか?これについては考え方もいろいろとあると思いますが、私は以下の事をベースとして意識しています。そして実際にこれを意識して具体的な施策を考えた際には分かりやすい結果も出しています。なお、私のノウハウでもありますので実例を挙げるわけには行きませんのでヒントを書かせて頂きます。きちんと考える事が出来る方であればこのヒントだけでも貴校にあった施策を思いつくはずです。
- 資料請求をする理由を作る。
- 「今」資料請求をする理由を作る。
いずれも似たような内容に見えると思いますが微妙な匙加減で意味合いが異なるものです。一つにまとめても良いように見えますが、二つにする事にこそ意味があります。まとめてしまうと施策は一つのみ用意すれば良い事になりますが、私の資料請求施策では二つの施策を同時に仕掛けるのです。それによってより高い確度の結果を出すようにしています。
「資料請求をする理由を作る」というのは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、たいていの学校においてはこれが出来ていません。シンプルに学校をもっと知りたいから資料請求をするという流れでの導線くらいしかありません。そうではなく、資料を請求する強い目的を別途作り出す事が必要なのです。
次に「今」資料請求をする理由を作るについて。1では資料請求をする理由を作ると書きましたが、これだけですと「いつ資料請求をしても良い」事になってしまいます。もちろんこれはこれで余裕のある学校であれば構わないとも言えますが、昨今の進学時期を考えれば、早い時期に貴校に興味を持ってもらう必要があります。それこそ年明けに資料請求を受けたところで入学する可能性は低いわけですから、年内の早い段階で資料請求をしてイベント等にも参加してほしいわけです。
そのため、資料請求する理由を作る施策に加えて、なるべく早い時期にその行動を起こしてもらうための施策が必要になるわけです。この二つの施策がうまくはまれば、間違いなく資料請求は増加します。早い時期に資料請求が増えれば自ずとイベント参加などの数も増える可能性が上がり、結果として出願数も伸びるかもしれません。
もちろん、私の施策は資料請求だけを増やして後は歩留まりを信じるなどというお祈りじみたものではありませんので、その後の施策も「対象者の心の動き」を読んで用意していますが、今回は資料請求のみに絞ってヒントをご紹介させて頂きました。
実際にやってみると分かりますが、資料請求を増やす事そのものはある程度テクニックで何とかなります。資料請求をする理由をどういうもので用意するかによってその結果は大きく変わる事になります。貴方が対象者であれば、どういうものがあれば資料請求をしたくなるかを考えてみると良いでしょう。この時に「学校の職員」としての立場では絶対に考えないで下さい。貴方の学校を検討する方の立場に立って考えるようにしましょう。
EFOは言うまでもなく実施
上記の観点にて施策を考えれば資料請求数は増えると言いたいところですが、さらに結果を底上げするためにはEFO(エントリーフォーム最適化)は欠かせません。要は資料請求フォームの改善という事です。これについては様々な方のブログ等でどういうフォームが理想的であるかなど紹介されていますので調べてみると良いでしょう。少なくともフォーム入力を躊躇うようなフォームを放置して上記施策を行っても効果は限定的となってしまいます。上記施策+EFOにて資料請求数は分かりやすく増える事になるでしょう。私のこの記事などは読むだけでは何の効果も生み出しません。実際に考えて行動してこそ初めて効果を生み出す事になります。是非これを機会にアクションを起こしてください。
◆著書一覧

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